再建築不可物件とは?

再建築不可物件について

【再建築不可物件】といわれても、何がメリットで何がデメリットか分かりづらく不動産業者に聞いてもしっかりと知識がある方からの説明が無い場合が多く、価格は安いけれど物件選びの条件から外されている方も多くいらっしゃいます。

【再建築不可物件】の中でも条件のいい物件も多数ございますので、今後の物件探しやご家族の方への説明に役立てていただければと思い、こちらの資料をご用意させて頂きました。

再建築不可物件のメリット

1:価格が安い

通常の物件価格の5割~7割程の価格で販売されることが多く物件探しの条件が厳しく中々物件が見つからないお客様や、想像以上に広い間取りの物件も同価格の通常物件から比べると購入可能です。

2:リフォームやリノベーションは可能

リフォームやリノベーションは大規模なものでも可能です。再建築不可物件に一生住むのは難しいと考えるお客様がいらっしゃるのですが、現在はリフォーム技術もかなり発達いたしまして、新築同様のリフォーム等も可能になっておりいつか住めなくなるといったご不安は一切必要御座いません。再建築不可物件であろうと現在は『一生の住まい』にすることが可能です。

3:賃貸で運用した場合の利回りが良い

賃貸に回した場合は再建築不可かどうかは借主の方であまり気にする方はいらっしゃらない上に再建築不可といった理由により賃料が安くなることもないので、物件価格が安い分利回りは高利回りになります。

4:固定資産税が安い

毎年かかる固定資産税や都市計画税が通常物件の約半分以下になる場合が多くさらには贈与税や相続税も割安になりますので資産としてお持ちいただいてもデメリットは少ないです。

5:今後も再建築不可とは限らない

こちらについては物件にもよるのですが、再建築不可の状況を今後解消できる可能性がある物件も多数御座います。
こういったご説明は勿論物件ごとに再建築不可になっている理由や解消する方法を私たちからご提案させて頂きます。こちらが可能になれば資産価値も上がり売却の際に購入金額以上の金額で販売することも可能です。
※不動産業者としては、再建築可能にする可能性があっても手続きをするのに6カ月程かかる場合もあり、保有期間を長くしない為この手続きをしない場合がほとんどです。

再建築不可物件のデメリット

1:更地にしてしまうと再建築が出来ない

こちらは読んで字の通り、更地にしてしまうと再建築が出来ないのが再建築不可物件のデメリットの一つです。

たとえば火事の場合等はどうなるのかといったご質問も多いのですが、全焼といっても基礎などは残る場合が多く、実際に再建築不可物件が全焼してもリフォーム扱いで新築同様の住居が建つ前例はございます。

2:借入の条件

再建築不可物件は銀行からの融資が受けれない場合が多く、基本的には三井住友トラストローン&ファイナンスからの借り入れになります、金利は年齢などにもよるのですが年間3.9%程で自己資金が物件価格の2割程必要です(所有物件があり、担保に入れることが可能であれば10割融資の可能性もございます。)ただこちらは、固定資産税や都市計画税がお安くなっておりますのでこういった部分を考えると物件価格以外の支払う金額(金利や税金等)は通常物件とそこまで差はない場合が多いです。
その他に再建築不可のデメリットとして売却が難しいと説明される不動産業者の方がいらっしゃいます。ただ、弊社は再建築不可物件と通常の物件どちらも販売いたしますが、販売業者が再建築不可物件のメリット・デメリットをしっかりと理解していれば、売却も通常物件と同じような期間で行えているのが現状です。
売却の際も弊社の様な再建築不可物件を取り扱っている不動産業者にお任せいただければ問題は特にございません。簡単に説明させて頂きましたが、再建築不可物件は自己資金の条件などがクリアできればお勧めできる条件の物件も多数ございます。

この資料の内容を含めて探す物件の幅が広がり、満足出来る物件購入につながれば幸いです。